まず太陽光発電は10kwを境として、未満なら個人向け、以上なら産業用と扱いが固定価格買取制度により分類されます。そして設置費用なのですが、個人向け、住宅用の5kwくらいの太陽光発電なら25万円/kW~35万円/kWとなり、10kw以上の産業用は20万円/kW~22万円/kWとかなり安価になると言えます。
ただ産業用の太陽光発電を屋根に設置する為には100㎡(30坪)以上の面積が必要とされているので、アパート、ビルの屋上に使用する陸屋根より工場に使用する折板屋根の方が工事の工程と設備が多い分単価は高くなってしまいます。さらに陸置きなら所有地の場合はフェンス、架台等を用意する為に初期費用が嵩みます。あと2017年の固定価格買取制度改正によって、4年に1度の定期点検整備を行わなくてはなりません。このメンテナンス費用がどのくらいかかるかを事前に確認しておくことが重要です。その他にも売電収入が1年で20万円を超える場合は所得税が発生し、固定資産税の対象となるケースもあるから税金についても調べておくようにしましょう。
太陽光発電を取り入れようと考えた時、設置場所に悩むことがあります。一般家庭では屋根に置くことが多く住宅を建築する際に計画をしている場合は、屋根と一体になった屋根一体型工法を取り入れることが多いです。屋根と一体化しているため外観に影響することはなく、さらに大容量の設置が可能な特徴があります。このほか太陽光発電を取り付ける方法として、垂木固定方式や横ラックレス方式、キャッチ工法や支持金具工法、ステップバー方式などがあり、屋根に穴をあけるか開けないかによって工法が異なります。垂木固定方式はアンカー工法とも呼ばれ垂木に直接ねじを打つので、架台日部分は強化することができるものの垂木がある場所でしか置くことができません。キャッチ工法は金属屋根のみできる方法であり、屋根に穴を開けないため雨漏りが起こらず安心して使用することができます。
屋根に置けない場合は重石工法が該当しますが、コンクリートブロックや専用の架台が必要であり、土地が広くないと十分に太陽光発電を生かすことができません。見た目などの問題から近所でトラブルになることもあるので、事前に相談が必要となります。
◎2022/11/30
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◎2021/4/28
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